2022年 8月 26日
五ツ星マイスター直伝!おいしいごはんの炊き方
お米は炊き方によって味わいが大きく変わります。
一手間加えるだけで今までとは違った味わいを楽しむことができます。
1. 計る
お米を計量かっぷできちんと計ります。
2. 洗う
お米は食べものです。最初の水はお米がたっぷりと吸収するためミネラルウォーターで生き返らせてあげましょう。洗米は手早く2回ほどすすぎます。水をあまり入れず手早く10回ほど軽くかき混ぜてすすぐことがポイントです。それを2回繰り返せば完了です。洗米はスピーディに行うことが重要です。
3. 浸す
美味しいごはんの炊き上がりの水加減の目安は、お米の量の20%増しが目安です。新米の場合は10%増しがおすすめです。多少水が濁っていても大丈夫です。
ふっくらごはんに仕上げるためには、浸水が重要です。夏は30分、冬は1〜2時間ほど浸水させます。お急ぎの場合は、50℃くらいのぬるま湯で15分ほど浸せば大丈夫です。
4. 炊く
炊飯器の場合はスイッチを入れたら完了です。
土鍋で炊くごはんも格別なので、ぜひお試しください。土鍋で炊くごはんの美味しさの秘密は遠赤外線効果による熱伝導によるもの。徐々に温まり、蓄熱されることでごはんが炊き上がります。20〜30分ほどの短い時間で炊き上がるのも魅力的です。
5. 蒸す
炊き上がったら蓋を開けずに10分ほど蒸らします。蒸らすことで、ごはんの粒の水分が均等になり、ふっくらとしたごはんになります。
6. 解す
蒸らし終わったら、お釜や土鍋の底から掘り起こすようにまんべんなく空気に触れるようにほぐします。余計な水分が飛び、ツヤのあるふっくらしたごはんが出来上がります。